STILL
I want you to stay in my heart
I need your love that brings tears to my eyes
今現在、
私は母と二人で暮らしている。
妹は徒歩圏内に友人とルームシェア中。
父はなんとなく居場所はわかるけど
連絡ブッチ中。
今日は我が家の元父親について語ってみる。
私の父は熟女好きのパンスト好きの匂いフェチ。
そしてコラ画を自分のために作るという情熱家。
親子とは恐ろしいもので…直接伝承されていなくとも
遺伝子レベルで伝承されているのだと気づかされる。
これは、私が個人的に知っているだけの情報なんだけどね。
↑子供は意外となんでも知っているんです。
自営業の父の仕事を手伝ってきた。
後継ぎって感じでいろんなところへ連れて行ってもらったし、
なかなかできないような経験を色々させてもらってきた。
親子、といっても
友達のような恋人のような。
…こんなことをいうとドン引きされるんだけど。
まぁそんな感じなわけで、
今までずっと一緒にやってきた。
別に彼の性癖がちょっとマニアックだろうが
パートさんの写真でコラ画つくっていようが、
まぁ私にとってはどうでもよかったことで。
もともと女性関係が派手なのも、
私としてはとくに咎めるつもりもなかった。
やることをちゃんとやっていれば
個人の楽しみをいくら追求してもいいんでない?
っていう気持ちだった。
あ、暗い話じゃないんです。
本人が読んだら果てしなく暗くなるかもしれないけど(笑)
そんな人間ではないから目に触れてもきっと大丈夫。
で、今現在は結果的に他人になっているのだけど
そのいきさつは、11年という長い年月をかけた
壮大な物語。
だったと私は思っている。
11年の間に、プチ行方不明・別居・出戻り等を経て晴れて離婚。
「人間は誰だって一人で生きているんだ」
そんな名言が、彼の最後の言葉だった。
最初に別居したのは、中学生の時だったか。
毎晩激しい言い争いをしていた。
母が外で働き先をみつけてからは早かった。
あっというまに引越しをして別居。
一年くらいの別居生活。
いよいよ今夜、ファミレスで決着つけてくるわといって
出て行った母。
二人して家に戻ってきた時、
私と妹は声をそろえていった
「「なんで?(わかれてこなかったのか)」」
そこからは、(それまでも?)
仮面夫婦、仮面家族の我慢比べ大会のようなもんだった。
自然に装った家族。
いままでと変わらない、
外から見たら、誰もがうらやむ仲良し家族。
↑これって結構しんどいのよね、
中身を知っているこどもとしては。
そんなこんなで、
家族とはなんぞやと思春期に衝撃を受け
ただの人間の塊。
共存という一つのまとまり的なところで落ち着いた。
結婚というものに対しても考えが薄いというか甘いのが現状。
結婚て、なに?という感じだ。
愛情だけは、二人からそれぞれたっぷりもらっているから
ありがたいことにまっすぐ育ってる←
別居と離婚
どちらもきっかけの現場を押さえたのが私というのは
なにか因果があるのだろうか。
別居の時は、熱い熱い愛のメールだった。
家庭の共有PCで送っているんだから、大胆。
このことは、当時は墓場まで持っていくつもりでいた。
まぁ、結局みんな知っていたんだけどね。
離婚はケータイメールだった(笑)
よその家族を養うために、
自分の家族にたいして何もできていないという状況
それが許せなかったなぁ。
母がずっと苦労している中、
それだけはダメだろと。
生活費とか、何じゃらかんじゃら
一定のことはやっておくべきだったと彼に言った。
11年間の生活で、結局なにかが変わるわけでもなく
わかりきっていたことだと思う。
母は、私と妹が結婚するときに片親で・・・
とか
戸籍が汚れる
とか気にしていたが、
子供のなんとかを理由にはしてほしくなかった。
親心なのはわかる、だから本人にはいわないけど。
反対側を向いて歩いている人間の間に繋がれていると
それはそれで大変なのだ。
そんなポジションがうんざりしてきたというのも手伝って
家族会議の議長を務めた私。
当時彼が惚れ込んでいたのは元男性の女性。
特別書く必要もないんだけど、いや、ドラマチックだなと。
ちょっと感動すら覚えた。
今も仲良くやっているそうなので、
彼に対してもその人に対してもいうことはない。
ただ、会議の時かたくなに口を閉ざしていた彼は
何を思っていたのだろうか。
「お前たちがそう思うならそういうことだ」
といって否定も肯定もしない。
なんか言ってほしかったけどなんもなかったなぁ。
だから、実際のところ二人の関係がどうってのは
わからないまま…だけど、まぁ言葉はいらないくらいラブラブだな。
いい大人だし、こどもの色恋沙汰とはちがうんだけど。
こっちが一方的に決めつけたみたいで、スッキリはしないな。
こうして物語は終わる。
後日談で、「人間は~」という名言を母から聞いた。
涙が出るほど笑ったわ…どこにいっても
集まりの中心にいる人の言葉とは思えなかったけど。
一人だからこそ、中心にいたのかしら・・・
家族、なんていいながら孤独だったのかしら…
などなど考えてみたり。
こんなこと言われて、母のことを思うとちょっと笑えん。
母サイドの話はね~暗くなるよね、報われなさすぎて??
と、父よりの性格が濃い私としてはなんとも難しい問題だ。
結局
慰謝料的なものも設定して分割払いでってことだけど
結局最初の壱回目だけであとは…。
お金をすべて受け取ったら、完全に終わりだから
そうなったら連絡しようと思ってるけど。
いつになることやら。
しなくてもいいんだけど。
飲み友達として、無くすのは惜しい。
実に惜しい。
ま、向こうがどう考えているかにもよるけどさ。
あまりにも狭く特殊な世界での出来事だから
詳しくはエピソードを紹介できないのが残念。
かれの武勇伝(勝手に探って見つけたもの含む)は
非常におもしろい。
親子として、ではなく
利害の一致する、ウィンウィンの気楽な関係が
この先またあるなら、それはそれで面白いだろうなぁ。
ガチムチ外国人男性の集まるところで漁りたいわwww
言語とコネを受け継ぎたい←
お金云々にこだわることもないんだけど…
仲良しすぎるから、母のためにも
きっちり区切りがついてからね。
元父親の自慢になってしまったw
電話連絡というストレス仕事の合間にポチポチと息抜き…
家族や結婚に否定的ではないけど、
やっぱ少し歪んでるよなぁ。
まぁ親の喧嘩見て、結婚願望強くなるってのもおかしいか。
魂の伴侶を見つけた時、出会ったとき
それが男でも女でも、犬でも猫でも
大切に関係を築いていきたいと思う
つい最近までの相手とはきっと
築いてきたんでなく
お互いにつくられてきたというか
造ってきたというか
自然ではなかったんだろうな
よりかかりすぎたりなんだりだったに違いない。
父のような自由人。
自由すぎるのもあれだけど。
正直な感じはいいよね。
結婚せずにそのままいればよかったのに、なんて
元娘としては言ってやりたい(笑)
そいでは。
Hasta manana, si dios quiere...