そう 信じるまま turst me 

書類の上。

たまに、自分があまりにも別世界に身を置いていると感じることがある。

仕組みがわからなくて、駆け引きの内容が分からない。

 

どこまでが本当に苦しくて、

どっから先が下駄をはいているのか。

 

すこしでもそっちの業界にいたことがあれば、

ちっとはそのさじ加減が分かるかもしれないが

さっっっぱりわからない。

 

親分と業者の打合せの中で、書類の上で、

金額がどんどん変わっていく。

何十万のさじ加減…駆け引き…

 

人件費やら経費やらがポンポーンと跳ねあがる。

 

もちろん嘘をついているわけでもないだろう

でもこっちも稼がないといけない。

そんな交渉ごとはきっと私はどんなに経験を積んでも無理かも。

 

 

翌日、その打ち合わせの件で親分がいないときに

私に直接、金額交渉をしてきた。

向こうも私に言ってもしょうがないけど、うまく使ってやろうくらいのね。

そこで私は、

「これ以上は私の人件費削って、私がどっかで何か売って稼いでこないといけない」

みたいなことを言った(笑)

そしたら笑いながら悪かったよ、ゴメンネなんて言われたけど。

 

自分で稼ぐ。

この表現になんとなくしっくりきてしまった自分がいて驚く。

そんなね、物売って稼ぐなんて甘い甘い

どんだけ大変かは目の当たりにして少しは解っているつもり。

それでも、数字を動かすやり取りよりは自分に向いているような気がした。

…交渉を持ちかける側の立場なのかもしれんな私の感覚は。

管理運営の部分をこれから求められそうな気はするけど…

それはノウハウや経験を積み上げてなんとかなりそうだけど

交渉ごとはお互いの背景が分かっていないといけないし

知らないでガツガツやったら誰もついてこないし…

知りすぎて相手に優しくなりすぎてもだめだろうし…

むずかしいな、あたし苦手だなー

 

あ、そんな心配

今はいらない。

でも親分がそう遠くない未来いなくなったら

代わりにだれがやるのだろうか。

きっと代わりの誰かが来るんだろうけど、

私はその人についていくことができるだろうか。

組織ではなく人に仕えている感覚だとむずかしいんだろうな。

 

まぁ、なんとか。。。なる、YO!!!