残暑の入り口
指慣らし…と思いながらのらりくらり日にちは進む。
台風一過を楽しむ間もなくひんやりとした雨が地面を冷ましていく。
毎夜玄関先でもがくセミも増えた。
お盆休み、といっても私は人生の休暇中なのでこれといって特別なことはないけれど、妹にとっては貴重な連休。
しかし、職業柄遊びに行くこともできず、天気も悪くテレビもつまらないとうだうだと転げまわっている。あまりに機嫌が斜めなもんだから特に何も言わないが、楽しみなんて自分次第でいくらでも作れるものだと気づいてくれたらいいなと思う。つまらないつまらないと腐っているくらいなら、普段面倒だと思っている事柄の向こう側に行ってみればいい。
っていうか、楽しいことなんて受け身でいたらいつまで待ってもやってこないわ。
家の中だろうがベランダだろうが、楽しいことは創り出さないと。やることない連休だからこそトライできることもあるだろうて。ぶーたれながら寝転がってスマホ見てても始まらんよお若いの。
なんて口が裂けても言えないけども。っていう愚痴。
彼女なりに考えた結果、今夜は白玉だんごパーティーをすることに。
丸める作業くらいは一緒にやってくれるつもりだよ、な…?
まさか出来上がってくるのを楽しみにしているのか?意思確認のアプローチ重要だな…これ以上荒まれても困る(笑)
そんな愚痴で指先運動。