感慨深い…そして罪深い?!
いとこの結婚式…のあとの披露宴におよばれをしてきた。
数年ぶりの結婚披露宴。
しかも親族としては大人になってから初めて。
母は5人兄弟で、それぞれに2~3人の子供がいる。
私はその子供らの中で一番上で、一番結婚から縁遠い感じだけど…
下は高校一年生から、上は31歳と、実に幅広い年齢層。
今回結婚したのは本家の長男。
優しすぎて不器用な、憎めない田舎の青年って感じ。
結構優柔不断でもあり、一人っ子気質もあり、
ってこれ以上並べると悪口に発展しそうだけど(笑)
なかなか、私から見ると純粋なクソガキ。
そんな彼が結婚式を挙げた。
それはもうとても立派でオサレな空間で…
ガチガチに緊張して強張った顔はどこか凛々しくもあり、
なのに、昔のアルバムの顔と変わらない可愛さがあり、
そんな奴が正装をしてして、可愛いお嫁さんと並んで登場した瞬間私はもちろん、いとこ全員が泣くという謎の感動。
嬉しいやらありがたいやら、新婦さんに感謝と愛を感じたわ…。
実はなんとなく顔の系統も似ていて、赤の他人とは思えない親近感(笑)
きっと、あいつとほんっとにうまくいっているのね。
最後のあいさつでは、昔と全く変わらない泣き方でベッソベソになりながらスピーチをし、その横で微笑む新婦とそのご両親と、笑いをこらえて下を向き肩を揺らす伯父さん伯母さん…
とっても素敵な披露宴だった。
親戚のつながりというか、親兄弟の繋がりが深いので
小さいころからほんとに近い距離でみんなで成長してきた。
だからだろうか、立派になったあいつを見て感動して泣けた。
これが親の立場だったらほんとに、さぞ感動するんだろうなと。
今のところそんな姿を見せてやることはできそうにないというか
見せる予定はないから、ちょっとこれは随分親不孝をしているんだなと思った。
その代わりといっちゃあなんだけど、
違う形で親孝行ができるように襟を正した瞬間だったな…。
結婚式って、いいもんだね♡
祝福するほうもされるほうも、幸せになれる気がする。
そしていとこが一人増えて、また更に賑やかになった。
我々の賑やかさは半端ないから、お嫁さんも負けずについてきてくれたらうれしい。
とりあえず「〇〇歳なんだから」みたいな概念はない。
高1もアラサーも庭で全力で水風船投げ合ってタライの水被って
ホースの主導権を巡って戦う。
花火をやれば、おじさんたちが息子にむかってロケット花火を打つ。
近所の犬が吠えるぐらい騒ぐ…
そんな一族だけど……何かあれば、しっかり助け合える親たちのように
私たちの世代も、強く繋がっていきたいと思うんだ。
残念ながら年長の癖に稼ぎも少ないし自立もしてないけど(笑)
遊びに関しては自信もってやってこうとおもう(ただの駄人間